おむすびブログ

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私の朝ドラ ランキング①

あまり趣味や特技のない人生を歩んできましたが、息子の育休期間に見つけた趣味があります。見つけたというより、再発見したという方が正しいかもしれない。

それは朝ドラを見ること!

 

 

 

 


思い起こせば、祖母や母が見ていたので、幼少の頃から朝ドラを見る習慣がありました。
最初に記憶に残っているのは、第55作「ふたりっ子」そのあとは、第56作「あぐり」を見て、美容師になりたいと思ったものでした。
そこから高校生くらいまでは、朝ドラを見ていましたが、だんだんと見なくなりましたが…。

 

夫と出会った頃、ちょうど空前の「あまちゃん」ブーム
夫がハマっていたことで、朝ドラを見るという習慣がまた生まれ、その次の作品の「ごちそうさん」は、夫と二人でハマり、音楽を結婚式で使ったりしました。(杏ちゃんと東出が結婚したとき嬉しかったのになぁ…。笑)

 

息子がお腹にいるとき、夫婦水入らずで最後の旅先に選んだのは、「まれ」の舞台の石川でした。

 

思い返せば、私の人生の節目節目には、いつも朝ドラがいました。

 

息子を出産したころ、夜間授乳で寝不足の中、「朝がきた」を見ていたな。少し育児も軌道に乗り始め、夫を見送り、赤ちゃんだった息子が朝寝をする時間に録画しておいた朝ドラを見ながら、色んなトーストを焼いて食べるのが、とても至福の時間でした。(トーストレシピも今度紹介したい)

 

その頃見ていた朝ドラは、「とと姉ちゃん」でした。
お昼の再放送も見るので、そのときには息子がこのオープニング映像よく見ていたなぁ。

※ちなみに、今も我が家の子達は朝ドラの主題歌に詳しいです🤣

 

朝ドラのオープニングソングを聴くと、その頃の記憶がたくさん蘇ります。

 

たとえば、娘を出産したあと、病院のベットで見たのが「なつぞら
可愛いオープニングとスピッツの爽やかな音楽が流れると、出産直後のダメージを思い出したりします。笑


そんな今、リアルタイムの朝ドラを追うに留まらず、NHKオンデマンドに加入して、過去の朝ドラを一気見することも楽しみの一つです。

良い時代になったなーと思います、サブスク最高。

 

我が家はAmazonプライムビデオからNHKオンデマンドに登録し視聴しています。

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さて、ここまでが、前置き。(長っ)

 

そんなに好きなら、ランキングつけてみたらと夫に言われ、選べない!と思いながら、考えてみました。ベスト30くらいあるけど、ベスト10に絞ってみました。

 


第10位 「半分青い」


賛否両論あったドラマでしたが、私は結構好きでした。永野芽郁ちゃんがとにかく可愛くて好きなこともありますが、ボクテとゆうことの友情がとても好きでした。
ボクテを演じていた志尊君。
「らんまん」でも、素晴らしい演技でした。若手の名バイプレーヤーだと思います。
3おばに、エセ関西弁設定のキムラ緑子さんがいたのも最高だった。ごちそうさんの和枝さんとは、まるで別人でごさいました。笑

 

 

第9位 「カーネーション


朝ドラ好きの中では名作と言われるカーネーション。ものすごーく重たい。とにかくずーっと、重たい。
でも、尾野真千子さんの演じる糸ちゃんのエネルギッシュな人生がとても魅力的でした。
あとはなんといっても綾野剛さん演じる周防さんの色気たるや。破壊力すごかったです。
もう一回見返すのにはちょっとエネルギーのいる朝ドラですが、それだけすごい作品。

 

 

第8位 「まれ」


夫との思い出深いドラマ。
土屋太鳳ちゃん演じるまれは、ご本人のイメージと同じでまっすぐな女の子。
このドラマは、脇を固める女性キャスト、その役柄の生き方が素晴らしくって、特にお母さん役の常盤貴子さん、フミさん役の田中裕子さんの親子のような関係が素晴らしい。
常盤貴子さんのほんとうのお母さん、土屋太鳳ちゃん演じるまれのおばあちゃんは、世界的に有名なパティシエ。それを演じるのが草笛光子さん。超カッコいい。
そんな母娘三代の物語でもある。
まれの友達や、下宿先の親子(チャイナドレスのりょうさんはとても妖艶で美しかった)、パティシエの先輩たち、出てくる女性みんながそれぞれが「自分の道」をしっかり見つけようと生きるところがとても共感できる。そして、脇を固める男性陣がみんな不器用で、ポンコツなところも良い。

そして何よりも朝ドラ至上、一番キュンとさせてくれたのは、柳楽優弥くん演じる池畑大輔の「おはよう」です。
不動の一位。柳楽沼にハマった主婦層は少なくないはず。

能登の言葉もまんで良いげんよ。(うろ覚え)

 

 

第7位 「ひよっこ

 

岡田惠和さん脚本。ここポイント。

奥茨城の言葉がとても温かくて、切ないけど、人と人とのつながりを感じさせてくれる、優しいドラマでした。
なんだろう、悪い人がいない!
みんな優しい。
私が特に好きなのは、峯田和伸さん演じる宗男さんかな。明るい笑顔の裏にある戦争での経験、しずちゃん演じる奥さんとの絆も、谷田部家への寄り添いも、どれも峯田さんの持つ雰囲気が魅せたものだと思います。

すずふり亭の物語も、奥茨城村の母たちも、乙女寮のみんなも、あかね荘の人々も、みんな一生懸命で優しくて好きだった。
そして、岡田惠和さんと菅野美穂さんという私的には胸熱のタッグ。
記憶を失い、失踪したお父さんを匿っていた女優さんという複雑な役柄だけど、「あぁ、世津子さんの気持ちもわかる…。」という気持ちになる菅野美穂さんの存在感。
そして、キラッキラの女優さんのところに、自分を奮い立たせて毅然とした態度で、奥茨城から夫を迎えにやって来る木村佳乃さんの凛々しさ。
見ごたえがありました。

 

 

第6位 「あさが来た」


産後、初めての子育てに奮闘しながら見ていた思い出のドラマ。でも、寝不足の頭で見ていたから、NHKオンデマンドで一気見し直したら、やっぱりおもしろい!と思ったドラマ。

ディーン様にハマったのはもちろんのこと、私が推していたのは惣兵衛とはつの夫婦。
ほんと柄本佑の最高峰の使い方だったと思う。白蛇さんと言われていた、嫌味で陰気臭い登場だったけれど、回を追う事に色んな表情が出てきて、実はとても愛情深く、はつとの暮らしの中で明るく、熱い人になっていく。一目惚れしたはつを溺愛しているところも、本当に推せる。そして、そのはつを演じるのが宮崎あおいちゃん。可憐すぎる、可愛すぎる。
そんな凸凹がハマった最高タッグ。
もちろん、玉木宏演じるあさ(波瑠さん)の旦那様、新次郎も抜群だったんですけどね。

このドラマの素敵なところは、
時代の流れを柔軟にキャッチし、切り開いていくヒロインとそれをいつも柔らかく支える夫。モデルも設定も、古い時代の話なんだけれど、今も昔も、時代の流れに乗りながら、柔らかな発想で道を切り開いていくって、とてもかっこいいなぁとあさの姿から学ぶことが多いです。「柔らかい」という言葉が、ドラマの中に何度も出てくるんです。

あさとはつ姉妹の生家の今井家も、あさの嫁ぎ先の白岡家も、時代の流れに柔軟に流され、形を変えながら、商売を発展させていった。
はつの嫁いだ眉山家は、お姑さんの菊さんの頑なな強い想いがどんどん固まってしまって、流れに打ち砕かれて、夜逃げしてみかん農家を営むことになる。
はつと惣兵衛は、その中で幸せを見つけていく。
この対比がおもしろいなと思います。

そして、あさの一人娘千代は、女実業家の母に反発して、叔母のはつのような良妻賢母の女性に憧れる。
はつの長男は、みかん農家を継がず、商売を学びたいとあさの銀行に修行に来る。
ここもまた面白いなと思います。
あさとはつの両親、新次郎の両親、惣兵衛の両親、それぞれに聡明で、誇り高く、そして最期は「柔らかく」自分の人生を受け入れて幕引きをしていくところも描かれていたのも良かったなぁ。

ちゃんと奥深く、メインのキャラも脇役の人も、人生が描かれていて、すごいドラマでした。

 

ここまで書いてきたけど、私はヒロインより脇を固める人に感情移入することが多いんだなと再認識した次第。


すっかり長くなったので、5位以降はまた次回に!

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